1-3. 商品売買①

簿記の勉強の花形は仕訳です。こんな取引があった時にはこういう仕訳をするというルールを学ぶことがその主要な目的です。そして、その勉強は楽しいと思います。貸借対照表とは何かも重要ですが、日々の取引を記録できなければ作れません。

まずは簿記3級で最も大事な商品売買の仕訳です。ビジネスにはいろいろありますが、最も基本的な形態は、物を仕入れて売ることです。したがって、簿記の基本たる簿記3級でも、一番最初の学ぶのは仕入れて売る、つまり、商品売買の仕訳です。

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1-2. 事業年度、勘定科目、そして帳簿

前回は、仕訳と財務諸表というものについて、簿記の目的という観点から説明しました。復習になりますが、簿記の最終目標は財務諸表を作成して会社の状況を報告することでした。そして、財務諸表を作れるように日々の取引を仕訳という形で記録していくのでした。

本節では、手続を見ていきます。つまり実際にどうやるのかという視点です。前回は目的だったのに今回は手段です。ここが簿記の面白いところで、簿記は実務作法です。だから、どうやって実際に使うかというところが試験でも非常に重要になってきます。

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